【物件探し】
将来を見据えて
Q : リノベーションを選んだきっかけは?
ご主人 周りの友人が結婚し家を購入し始めて、年齢的にもそろそろかなと思ったんです。リノベーションは、書店で色々な本を調べいた時にたまたま見つけたのがきっかけですね。事例をたくさん見ているうちに自分たちもリノベーションがしてみたいなと思ったんです
Q : 中古でリノベを選んだ理由は?
奥様 インターネットで「リノベーション会社」について検索してみると、数社良さそうな会社を見つけました。ただ、その中でもHPが一番見やすかった「中古でリノベ」が気になって…。そのHPを見て色々と研究していました。そしたら、リノベーション完成見学会と合同セミナーの告知をしていたので試しに申し込んで参加したんです。完成見学会後、アドバイザーの方と資金計画や希望のエリアについて具体的に話していくうちに、よりリノベーションへの興味が湧いてそのまま物件探しから中古でリノベにお願いしました。
Q :物件探しにおいてゆずれなかった条件は?
ご主人 二人とも関西出身で、将来的に地元に帰るかもしれないという想いがあったので、売却や賃貸に出しやすい物件を条件に探してもらいました。またエリアは、妻が友人とディナーで立ち寄り街の雰囲気が気に入ったという東中野付近で探してもらいました。
Q :物件購入の決め手は?
奥様 気になる物件を数件見に行き、その中でも高層階でバルコニー越しに見える壮大な景色がとても気に入り、築42年、55平米の今住んでいるこちらのマンションの購入を決めました。
東中野が一望できる開放的なバルコニー。
廊下とLDKをつなぐ、温かみのある木の造作扉。
東中野は、都心にもアクセスがしやすく、駅にはデーパートも併設されているため将来、売却や賃貸へ出すには良いエリアなのでオススメです。
【設計デザイン】
余白の余韻
Q : 空間に取り入れたいデザインやイメージは?
ご主人 打ち合わせの前にリノベーションされた方のブログを見て「打ち合わせはとても楽しいけど、ひとつひとつの素材を決めていくのが大変」と書いてあったので、予めどんな空間にしたいのか具体的に妻と話し合って打ち合わせに臨みました。主に、中古でリノベさんのHP に載っている事例を参考にしていましたね。そしてどうしても譲れなかった無垢の床、塗装の壁、オリジナルのAVボードが欲しいという3 つの条件をデザイナーの方に伝えました。妻は、ものをできるだけ置かずにシンプルな空間にしたいとお願いしていました。
Q : 完成したのはどんなお部屋?
奥様 極力無駄なものはそぎ落としたシンプルな1LDKプランです。空間のあらゆる場所に余白を散りばめ、しろを貴重とした落ち着きのある空間になっています。玄関を入って右手にはワークスペース兼、友人が泊まりに来た時用のお部屋が、左手には、散れやお風呂などの水まわりがまとめられています。廊下を抜けると約12畳のLDKとLDの一角にはブラインドで仕切れる寝室が設けられています。
Q :お部屋のお気に入りポイントは?
ご主人 寝室スペースかな。最初は、個室にしようと思っていたんですけど、用途に合わせて変えれるように、ブラインドで仕切れるようにしてもらいました。 ブラインドの色も壁や天井に合わせてしろを選ぶことで圧迫感なく空間に溶け込んでいるので気に入っています。
LDの一角に設けられたブラインドで仕切るベッドスペース。
扉に合わせ、木でつくられたキッチン腰壁。
廊下から、LDK、バルコニーへと広がりを持たせるため、床の貼り方は縦張りにしています。上層階なのでより外への広がりを感じていただけるデザインにしました。
【入居後の暮らし】
余白を楽しむ
Q : リノベーションをして良かったことは?
奥様 引越し後、二人でキッチンの腰壁とインテリアを塗装したんです。素人仕事にしてはうまくできたなと二人で楽しみながらやっていました。大変だったけど、一手間加えたことでより家への愛着が湧いています。この間は、バルコニーにデッキをDIYしたんです。今の生活がとても楽しくて、もっと自分たちらしく暮らすために色々挑戦するようになりました。
Q : 幸せを感じるのはどんな時?
ご主人 フローリングに直で横になっている時ですね。(笑)念願の無垢フローリングにできたので休日はごろごろ寝転がって無垢独特の質感を楽しんでいます。
二人お気に入りのドアノブ。
グリーンのカーペットが敷かれた仕事部屋兼、将来の子供部屋。
次は、家具をDIYしたいとおっしゃっていたI夫妻。インタビュー中、お二人の表情を見ていると、心からリノベーションライフを楽しんでいるなと感じました。